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2025.06.09

【デザインの基礎】制作時におけるポイントというか方法論

DTP

nmnm

ある目的を広く伝えるために必要な広告ですが、それにおいて視覚的に欠かせないのがグラフィックデザインです。
どこから手を付けてどうすればよいのか…あくまで私の考えになりますが、チラシを例に、テキスト原稿からデザインをするプロセスでの制作の考え方やポイントをご紹介します。

 

① 原稿読み込み

まずは伝えたいことや雰囲気を把握し、ディレクター(ないしクライアント)と共有します。

point

●目的  ●仕様 ●情報の優先順位 ●ターゲット層 ●トンマナ、配色、フォントなど希望イメージはあるか

…等を明確にしておきます。

 

②大枠・タイトルまわりをレイアウト

デザインで大事なのは「伝えたいことの大枠が一見で伝わる」ことです。
タイトルで伝えたいことを可視化する文字組み・伝えたい雰囲気をまとった装飾をし、イラストor写真などの要素を盛り込みながらターゲットのテンションがあがるようなデザインを目指します!

ゼロから形作れない場合は他社デザインを参考にしてみるのもよいでしょう。
この段階では、配色やフォント、使用画像のトリミングなどそこそこに、黒一色でおおまかにざくざくと組んでいきます。

point

●原稿の内容をまとめたり、デザインの都合の良いようテキストを足し引きしたり、愛想良くなる装飾を足す
●ジャンプ率をつける(情報の優先順位)
●長文でイメージしにくい箇所は図や箇条書きにして読みやすく
●余白、目線の流れ、対比や反復などのレイアウトテクニックは別途機会があれば

そして自信のない方はこの段階でディレクター・先方にラフ確認すれば、後戻りが少なくていいかもしれないですね。

 

③詳細部分レイアウト・作り込み

タイトルや全体のおおよその雰囲気が定まってきたらデザインフォントや配色を施していきます。

タイトルに惹かれて興味を持った人にさらに目を通してもらう詳細情報も、読みやすく眼の泳がないレイアウトに。
各要素のレイアウトが定まったら面合わせや細かいところの微調を行います。

④ブラッシュアップ

PDFデータにして開いた時の一見の印象で感じた違和感を修正…を繰り返します。

その後は初校出し、修正…を経て入稿となります。(入稿方法の詳細はまた別途…)
トンボの付け方はこちら

———

原稿のボリュームと目立つタイトル組み、この2つのバランスがとれたときに「これでいける!」となるのですが、そこにすんなりたどり着くこともあれば右往左往することもあります。

たくさんのデザインに触れてストックがあれば自分なりの答えにたどり着きやすいと思うので、日々デザインを楽しんで見ておくこととあとは経験なような気がします。

当社ではパンフレット・チラシなどのDTP制作をはじめWEBサイト制作、集客に関するマーケティングまでひととおり対応しています。
気になった方はお気軽にお問い合わせからご相談ください。

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