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2023.04.21

WEBサイト制作の流れ~依頼主編~

WEB#

oga

~2023年2月~

なんか、Lab、リニューアルしたいですね

pinterestにガンガンに載せてほしいと思って新しく作って公開してなんだかんだ1年経ちましたが、制作実績、特にDTPが、おしゃれなモック風にしたら色がくすんでしまってもったいないし、WEBサイトはどこまで書いていいのかしら…と遠慮がちかつ無難な記述に落ち着いてるし、LPはサイト内で全部見せられないし、あとなんかもうちょっとカラーリングを元気にしたいですよね。
デザイナーにトップページデザイン作ってもらってコンペしましょう!今案件落ち着いている気がしますし!

うん

新Labのデザインコンペします!お願いします!

はい

はい!

はい。

というわけで、現在HINODE ICTラボはリニューアル準備中です。
まさに今、制作実績を改めて用意するのに「おえ~~~」となっていますが、5月末までには公開できればと思っています。
このように突発的に始まったりもするWEBサイト制作、普通ならどういう流れなの?というところで、「WEBサイト制作を依頼する側」の、制作の流れをご紹介します。

制作側の流れはasaの過去記事があるのでぜひご覧ください。

そもそもWEBサイト制作の計画って?

WEBサイトの種類を知ろう

WEBサイトは性質上以下のように仲間分けでき、その種類によってコンテンツはおおよそ決まった形があります。
「WEBサイトを作る!」と一口に言っても、どういう目的で、だれを対象に作るのかを明確にし、計画を始めるようにしましょう。

サイトの種類と役割

①コーポレートサイト‥‥‥‥WEB版、企業パンフレットのようなサイト
②ブランドサイト‥‥‥‥製品・企業・サービスについて特異点を表現するイメージPRサイト
③ECサイト‥‥‥‥商品を顧客が購入できる通販機能を持ったサイト
④ランディングページ(LP)‥‥‥‥申し込み等を獲得するために商品やサービスの紹介をまとめた1ページ完結のサイト
⑤サービス紹介サイト‥‥‥‥WEB版、サービス紹介パンフレットのようなサイト
⑥オウンドメディア‥‥‥‥自社が記事を投稿・発信するブログ
⑦採用サイト‥‥‥‥人材募集のための自社リクルートサイト

WEBサイト制作にかかるお金

WEBサイトの目的・ターゲットが定まったとして、気になるのはお金(予算)だと思います。
これは制作会社によって千差万別なので非常に難しいところですが、基本的には「安すぎるものには裏がある」と思っていただければ幸いです。よく聞くようなWEB制作セールスワードに対してひねくれたwebディレクターが取るリアクションは以下の通りです。

1サイト10万円、LPなら2~3万円で作りますよ~☆
他社より全然安いですよ!

そうですね~安いですね~
無料配布されているテンプレートを使用するんですか?
えっ、更新そんなにないのに毎月保守費用請求されるんですね??
…ていうか、デザインの質は大丈夫ですか???実績は???

テンプレートを使用すること、保守費用の発生それぞれは悪いことではありません。
しかし「テンプレートを使用して(簡易に制作して)工数を抑えた」のに「抑えた分を保守費用でもらうとばかりに請求してくる」のは、度が過ぎるとお行儀が悪いと感じます。その上デザインの質が低かったら目も当てられません。

実際に、10年以上前に制作したHPを今まで一度もリニューアルせず、長い間保守費用を払い続け、普通のサイトが1つ作れるくらいの金額以上をトータルでは払っていた、などという話はごろごろあります。HP所有企業から連絡がないのをいいことに、保守費用を受け取りながら無料SSL化やWPのバージョンアップといった要対応事項を行っていないような制作業者も存在しています。

WEBサイトはそう安い買い物ではありませんので、制作依頼をする際は複数社に問い合わせ、以下の資料は用意してもらいましょう。問い合わせ時点でページの構成(ブログなどの更新できるページを設けるのか、問い合わせフォームを設置するのかなど)も多少は方向づけしておくと交渉もしやすいでしょう。

HP制作の問い合わせ時に依頼したほうがいい資料

・使用するサーバーやドメインの費用感
・過去のWEB制作実績(直近1年間のものを含むこと)とその費用感
 ※自社の事業に近い実績があるならそれも
・保守契約の有無と内容と費用
 繰り返しですが、保守契約が悪いわけではありません。
 「月1回程度更新作業が発生するけど、社内でできそうな人がいない」
 「ほったらかしにしたら心配だから業者とつながっておいて安心したい」
 「月1回アクセス解析をしてほしい」
 など具体的なニーズがあるのであれば、信頼できる制作会社と保守契約を結ぶことは◎です。
 保守契約ありきの安い金額に釣られているのであれば、一度冷静になり
 <制作費+(保守費用×60か月*)>の金額を確認して検討されることをお勧めします。
 *:デザインや時代の変化に応じた場合のHPの寿命が大体5年(12ヶ月×5年)

具体的な費用見積もりやスケジュールは、依頼内容を具体的にしないと発行しようがありません。ただし上記3点が手に入れば「ドメインとサーバーという、サイト構築に最低必要な部分の費用」「デザイン傾向が自社に合うか」「初期費用を抑えるべきか否か」の判断ができるかと思います。

WEBサイト制作スケジュール

WEBサイトの制作には、リリース予定日を決めることも重要です。
リリース日から逆算してコーディング・デザイン・原稿支給や各お返事締め切り等々のスケジュールを区切っていきますが、無理のある日程は依頼側・制作側の双方にとってストレスになりますので、「ある程度余裕をもつ」ようにしましょう。

HINODE ICTでは、先述のサイト7種について大体以下のような目安で請け負っています

①コーポレートサイト‥‥‥‥2~3か月
②ブランドサイト‥‥‥‥1~3か月
③ECサイト‥‥‥‥1~2か月(ASPカートを利用)
④ランディングページ‥‥‥‥1か月
⑤サービス紹介サイト‥‥‥‥1~2か月
⑥オウンドメディア‥‥‥‥1か月(なお記事制作は別)
⑦採用サイト‥‥‥‥1~2か月

※すべてコンテンツ量、受注カバー範囲によります。

上記にはお客様による校正目安期間も含んでおり、お客様都合でスケジュールに遅れが発生した場合は、作業を急ぎはしますが、カバーできないレベルの遅れの場合はリリース日を遅らせるという提案をさせていただきます。

ちなみにHINODE ICT Labはサービス紹介サイトです

HINODE ICT Labは、医療・介護・保育事業を展開する日の出医療福祉グループの、インハウスのクリエイティブ部署が運営しています。外部の制作案件も請け負っていますので、そのサービスを紹介するために立ち上げましたが、作ってからしばらく経てばデザインに飽きを感じたり、仕様のアップグレードを望んだりしてくるものです。
HPのデザイン的寿命は5年と記述しましたが、実際は1~2年くらいではないかと思うところです。もちろん洗練されたデザインは何年たってもカッコいいので、毎度その域のものを作れればいいのですが、なかなかです。

さて、2月に開始したLabリニューアルですが、デザインが大きく変わるほか制作実績もより充実した形を目指そうとしていますので、ぜひお楽しみにお待ちください!
また、WEBやDTPの制作案件も、いつでもお気軽にご相談くださいませ!

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